マザートーク(寺子屋ねっと)

寺子屋ねっと 第4回 中村 淳子

自宅出産 記録ビデオ上映会 トーク&ライブ






最初は見せるつもりはなかった。
親しい友人にみせただけ。
みんな感動してくれた。
命がけで、私も母もその前からも続く、連鎖的なこと。
今までに、300もの人が見た。
はだかの付き合いだと思ってる。
生まれてきた赤ちゃんからのメッセージだととらえている。




男性の方は、どう思うのだろう。
うつむくひともいるだろう。

人間が自然に哺乳動物としての、

母の生み出す力・子の生まれる力を伝えたい。

もう、お母さんの方は、わかっていること。
これから、お母さんになるかたへの応援歌。

「うちで産んでよかった」


ご近所さんには、自宅で産むことを伝えていた。
まわりの家の方は、なにかできる事があればと。

一人目は病院で、二人目は自宅で。
妊娠8ヶ月目に作った歌。
妊娠中聞いていた歌。
自分で作った音楽を聞きながら出産。

助産婦の木場さん「淳子さんの好きなように。四つん這いでも仰向けでも。」

くすりはない。
つぼ押しやお灸、マッサージだけ。


木場さん「力まないで。」「力まないで。」

自然な状態で産むことをおしえてくれた。

木場さん「気持ちを下に下に、いいエネルギーを赤ちゃんに渡してあげてね。」

近所を気にして、声は出さないつもりでいたが。

木場さん「下に下に声を出しなさい。」

「みちびいてあげなさい。」

これですべてをあずけた。
我慢しなくていいんだ。

陣痛は、痛いがそれを超えるホルモン。
宇宙をただよう気持ちいい感覚。

夫はおしりをさすりながら、いい念をおくっている。
あっちゃんは、なぜかカエルのうたを歌っている。

ホルモンを分泌させる、アロマオイルをぬった。

「もうすぐ来るよ、あっちゃん。」
「もうすぐ来るよ。」

あっちゃん「早く赤ちゃんがみたい」

夫「でてきたらダッコだね」

目をつぶると命の光が見えている・・・



言葉では、言い表せない歓喜とともに、


次女「慈愛」誕生




木場さん「じょうずに産んでくれたね、ありがとう」

「ありがとう」
「じょうずだったね。」

「お母さんよくがんばりました。」


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栄養のくだがつながっている。

まだ動いている。



すごい、すごい力でおっぱいを吸う、夫が頭を支えながら・・・



自分に自身がなかったが、母になって吹き飛んだ。
私も愛されていい人間なんだと。

この子が生まれて自然に歌がうまれてくる。
その時、その場で、思い出してはしゃべり。
思い出してはしゃべり。


この子が生まれたことを夫に感謝して。

私のお父さん、壮絶だったが死んでいくさまを共に過ごせたのが宝です。

お母さん、産んでくれてありがとう。


理屈じゃない。

「おめでとう・ありがとう」







最後に

今回の寺子屋ねっとは、11月17日にギャラリーで
行われた寺子屋をもとに中村淳子さんが話したこと、
ビデオで話していたことを管理人がメモをして、文章をつくりました。

まず、11月17日の寺子屋の内容は、
中村 淳子さんの次女「慈愛ちゃん」誕生の瞬間、

実際、自宅で行われた出産の記録ビデオの上映&トーク。
そして、最後はご本人によるオリジナルソングのライブとなりました。

管理人の感想は「びっくり」の一言です。


中村 淳子さん、ご主人、長女の淳生ちゃん、そして、次女の慈愛ちゃん、

本当にありがとうございました。





ご案内

CD 「マザートーン」 2000円で発売しております。

次女の慈愛ちゃんが生まれてくる時にBGMにしていたもので
いくつかの病院では実際に出産の際、分娩室でCDが流れているそうです。


また、来年1月12日 福岡県助産師会のイベントがアクロス福岡であり
それにも出演されます。

希望があればどこにでも、出張し講演して下さるそうです。

ご希望のかたは、やきやま大福まで連絡下さい。






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